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【F1】「ドライバーになるまでの費用は?」海外メディアが算定した額は驚きの25億円超

東スポWEB 2024年7月15日 15時36分

F1はその舞台に上るまで最も費用がかかるスポーツかもしれない。

オーストラリアのモータースポーツ専門メディア「スピードカフェ」は、1人のレーサーがF1ドライバーになるまでにかかる費用を算定。その驚きの結果を公表した。

「成功の可能性は信じられないほど低いが、それでも毎年多くの若者が、目が飛び出るほどの費用がかかるにもかかわらず、F1の夢を追いかけている」と同メディア。そして、各年代でステップアップしていく際に必要な費用をオーストラリアを例にして算出した。

・14歳フォーミュラVee、3万ドル(約474万円)
・14歳フォーミュラフォード、12万5000ドル(約1980万円)
・15歳フォーミュラ4オーストラリア、25万ドル(約3950万円)
・16~17歳フォーミュラ4またはGB3、120万ドル(約1億9000万円)
・17~18歳ユーロフォーミュラオープンまたはフォーミュラリージョナル、175万ドル(約2億8000万円)
・17~20歳フォーミュラ3、240万ドル(約3億8000万円)
・19~23歳フォーミュラ2、400万ドル(約6億3200万円)

加えて同メディアは「これは基本的な費用にすぎない。これらの費用に加えて、旅費や宿泊費も無視できない金額であり、テスト、トレーナーやマネージャーの雇用など、すべてに費用がかかる」と指摘。幼少期のカートなども含めて、F1ドライバーになるまでにかかる費用は「合計で1600万ドル(約25億3000万円)以上を費やすのは当たり前だ」と分析結果を示した。

こうした費用を賄うためには、よほどの大富豪でないかぎりはスポンサーの支援が不可欠となる。F1は成功を手に入れるために〝最もカネがかかるスポーツ〟と言えそうだ。

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