女子プロレス「スターダム」の渡辺桃(24)が、センダイガールズ(仙女)のDASH・チサコ(35)にハードコアマッチで完敗を喫した。
15日の仙女東京・後楽園ホール大会では、渡辺の提案により〝ハードコアクイーン〟と呼ばれるチサコとハードコアルールで激突。
序盤はチサコにペースを奪われ、コーナーから投げ飛ばされた渡辺はリングにセッティングされたラダーに叩きつけられ後頭部から流血した。だが、セコンドの「大江戸隊」刀羅ナツコ&琉悪夏のアシストで形勢逆転に成功すると、有刺鉄線バットを乱れ打ち大暴れ。その後もいつも通りのラフファイトで攻め続け、得意のBドライバーをズバリと決めた。
だが、ハードコアクイーンの牙城を崩せない。場外で乱闘の末、パイプイスで殴られた渡辺はテーブルの上に乗せられると、リング上に設置されたラダーから特大ダイビングボディープレスをくらってしまった。
さらにリングに戻されるとイスを投げつけられ、リング上にセットされた高さ2メートルほどのラダーからホルモンスプラッシュ(開脚屈伸式ダイビングボディープレス)を決められ3カウントを献上した。
試合後、勝敗に納得がいかない渡辺がチサコの顔面を蹴り飛ばし、セコンド同士も大乱闘。バックステージに現れた渡辺は「私の新しい扉を開けてくれちゃったな…。ぜってえやり返してやる!」と予告し、頭を押さえながら控室へ消えていった。