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【西武】デストラーデ氏 低迷する古巣ナインに檄「チームがいい形になれるよう協力する」

東スポWEB 2024年7月15日 17時6分

西武の「スペシャル・アドバイザー」に就任したオレステス・デストラーデ氏(62)が15日のオリックス戦前、ナインにあいさつし低迷するチームに檄を飛ばした。

この日の試合前練習でナイン、関係者に就任のあいさつをしたデストラーデ氏は報道陣の囲み取材に対応しこう語った。

「35年間の6月だったと思うけど、初めてライオンズのユニホームを着てここでプレーしました。引退をしてから何回か来日しましたけど、しかるべき立場で帰ってきたのは今回が初めて。1989年に初来日した時、首位と13ゲーム差離れていたかなり厳しいチーム状況だった。選手としてチーム一丸となって最終的に2位まで押し上げた。今度は選手という立場ではないですけど、チームがいい形になれるように協力できたらと思う」

今回、デストレーデ氏に課せられたミッションは3つあるという。

「ひとつは中南米系の選手がたくさんいるので、その野手の選手のサポート。野手に関してはメンタル面など教えられる部分があると思うのでアドバイスをしていきたい。日本の野球の理解だったり、生活に関してのこと。2つ目は外国人選手に限らず全体を見て気づくことがあれば、渡辺監督代行やフロントの方に進言していきたい。最後は外国人に限らず若手選手に取り組みのアドバイスができたらいいかなと思う。自分は外国人選手ではありましたけど、プレーヤーとしてライオンズで日本の野球を覚えた。その意味で日本人の若手選手にいいアドバイスができたらと思います」

一軍、ファームの巡回アドバイザーとしてこの日、デストラーデ氏は精力的にナイン、首脳陣、スタッフとコミュニケーションを取っていた。

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