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【陸上】久保凛 800m日本新記録樹立で〝建英のいとこ〟禁止論「失礼」「肩書きもう必要ない」

東スポWEB 2024年7月15日 17時47分

陸上の長距離強化記録会が15日に奈良県立橿原公苑陸上競技場で開催され、女子800メートルで高校2年の久保凛(16=東大阪大敬愛高)が1分59秒93と史上初の2分切りとなる驚異的な日本新記録を叩き出した。

日本選手権で田中希実(ニューバランス)ら強力ライバルを相手に圧勝していた久保は、この日の記録会に3組で登場。すると2着に5秒以上の差をつける大楽勝を飾り、表示されたタイムは日本で初めての1分台突入となる1分59秒93。これまでの日本記録は2005年に杉森美保(京セラ)が記録した2分00秒45で、パリ五輪参加標準記録の1分59秒30にも迫る凄まじい記録を樹立した。

久保は陸上界の新ヒロイン候補として実力とともに注目度も急上昇。そして話題となっているのが、サッカー日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダード)の〝いとこ〟という間柄だ。

ただ、凛の実力はもはや日本陸上界の〝至宝〟とも言えるレベルに達しているだけに、今後は「建英のいとこ」という肩書きを用いるのは失礼にあたるとの議論が高まっている。

ファンからはSNS上で「久保建英のいとことかそんな肩書きもう必要ない」「高校生で日本新を19年ぶりに更新したのに久保建英のいとこって書き方は失礼じゃないか。久保凛だろそこは」などと建英と絡める報道に対して〝禁止運動〟が起こっている。

このまま凛が世界トップの選手に成長すれば、建英と〝逆転現象〟が起きる可能性も指摘されており「『あの女子中距離の久保選手のいとこ』でサッカー久保が紹介されてもいいくらい凄い選手になってほしいね」「競技は違えど従兄の建英くんも負けられないね」などと飛躍への期待も上がっている。

2人が切磋琢磨して日本のスポーツ界をけん引する存在になりそうだ。

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