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【佐世保競輪・WTミッドナイトGⅢ】岩谷拓磨 新機軸GⅢに「3時、4時まで起きて準備してきた」

東スポWEB 2024年7月15日 18時41分

佐世保競輪「WTミッドナイトGⅢ」が16日、開幕する。史上初のミッドナイトの時間帯で行われるグレードレース(ガールズケイリンも同時開催)。7車立てで、競走得点が高い順に内枠から組まれるGⅢだ。主力では平原康多(42=埼玉)や松本貴治(30=愛媛)らが参戦。予選組では岩谷拓磨(27=福岡)に注目したい。

岩谷は前回の小倉で「珍しく3日間、いいレースができましたね」とほほ笑む。笑顔とは裏腹に、燃える思いがあったのは明らか。師匠・吉岡稔真氏の冠レースで、その走りを師匠に届けたかった。準決は惜しくも3着で決勝には上がれなかったものの、兄弟子の小川勇介の優勝を見届け「ホント、すごかったです!」と目の奥が熱くなった。

競輪界が打ち出す新企画のミッドナイトGⅢに向け「ミッドを走るのは4年ぶりくらい。3時、4時まで起きて準備してきました」と話す。実際に「普段はゆっくりしている時間。体はビックリすると思う」という実感があり、整えることの必要性を知っている。

初日8R予選は好枠と「石丸(寛之)さんまで付いてくれるのはありがたい」とラインの長さも武器に上位独占を狙う。

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