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【阪神】岡田監督の継投策が冴え2連勝「イメージ通りや」 岩崎の温存にも成功

東スポWEB 2024年7月15日 18時44分

阪神は15日の巨人戦(東京ドーム)に2―0で勝利し2連勝。6回を5安打無失点に封じた先発のビーズリーが4勝目をマークした。

「イメージ通りや。そらオマエ」。巨人打線を機能不全の沼に沈め込んだ岡田彰布監督(66)の継投策が冴えわたった。7回から2番手として登板した石井を二死一塁の場面でベンチに下げ、エースセットアッパーの桐敷を投入。丸を見逃し三振に仕留めるとイニングをまたぐ形で続く8回も3者凡退でシャットアウト。最終9回にはゲラをマウンドへ送りゲームをクローズさせた。「桐敷はきょうは特に良かったな。ゲラも(ボールが)あんまり暴れなくなってきたな。カットボールもひっかかりがなくなってきたな」。試合後の指揮官はそれぞれの役割を全うした救援陣への賛辞を惜しまなかった。

「きょうは(勝ちパターン継投陣の)1人は休ませるつもりでね」。名古屋→東京と続くビジター6連戦の4試合目。ロースコアの展開ながらダブルストッパーの一角・岩崎の温存にも成功するしたたかさも見せた。徐々に噛み合い始めた投打の歯車。「まあこれが普通やろな。今の打線の調子からいったらな。2点も取ったやん。すごいやん(笑い)。あすは才木と岩崎の2人でイケるかなあと思ってるけど」。百戦錬磨の知将は老獪な笑みを浮かべ球場を後にした。

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