まさかの連敗発進だ。大相撲名古屋場所２日目（１５日、愛知県体育館）、新関脇大の里（２４＝二所ノ関）が幕内若元春（３０＝荒汐）に押し倒されて２連敗を喫した。
大の里は取組後に「もう一回、修正して明日頑張ります。昨日（初日）よりは前に攻めましたけど、相手の形にしてしまった。しっかり考えてやっていきたい」と相撲内容を振り返った。
５月の夏場所は初土俵から所要７場所の史上最速で初優勝を達成。今場所で連覇を果たせば、一気に大関昇進の可能性もある。しかし、連敗スタートでＶ争いから大きく出遅れた。
大の里は「まだ１３日あるので。ここからしっかり集中して頑張りたい。あまり深く考えすぎず、切り替えて頑張ります」と３日目以降へ目を向けた。