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【西武】渡辺久信監督代行 7回のピンチしのいだ菅井信也をたたえる「抑えてくれと祈っていた」

東スポWEB 2024年7月15日 22時8分

西武は15日のオリックス戦(ベルーナ)に3―0と快勝し連敗を8で止めた。借金は31となった。

試合後、渡辺久信監督代行(58)は「本当に苦しかったんですけど、今日は菅井が連敗のプレッシャーの中、素晴らしいピッチングをしてくれて勝利したということで、これを自信にしてほしいですね。もともと真っすぐは非常に質のいい球を投げていた。あとはうまく変化球を入れて、どう配球していくかというところだった。今日は非常に銀仁朗がうまくリードしてくれた」と3年目左腕の好投とベテラン捕手の献身を称えた。

この日最大のピンチとなった7回一死二、三塁については「リリーフも考えたんですけど、ここを踏ん張れば、またワンステップ上に行くんじゃないかなというところもありました。あの時は『何とか抑えてくれ』と心の中で祈ってました」と本音を吐露。そこを乗り切った菅井に目を細めていた。

さらに1点リードの8回を任せたボー・タカハシについては「先発で1周り目はいいんですけど、2周り目からつかまる投球が続いたので、ここは一度中に入って出力を上げるピッチングというのを期待した。ボールも強かったですし、落ちついたというか、あの1イニングというのはすごく大事な1イニングだったのでボーもナイスピッチングでした」と振り返った。

課題の打線は6回に野村大樹内野手(23)の犠飛で先制し8回に栗山、炭谷の適時打でダメを押した。

これに渡辺代行は「序盤にもう少しいい攻撃ができていたら点も取れていたと思う。その中で菅井が辛抱して何とか点を取ってやりたかったんですけど…。野村も率は上がっていないんですけど、勝負強いところがある選手なのであの場面は期待していました」とプレッシャーを跳ねのけ仕事を果たした5番打者を称えていた。

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