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吉田正尚は不本意な前半戦もチームはプレーオフ進出へ好調 オーナー陣は補強に動くか

東スポWEB 2024年7月16日 13時7分

レッドソックスは14日(日本時間15日)に本拠地でのロイヤルズ戦に5―4で勝ち、53勝42敗、今季最多の貯金11で前半戦を締め括った。吉田正尚外野手(31)は左手親指付け根を痛めて約40日離脱した影響もあり、49試合で173打数45安打、打率2割6分、4本塁打、24打点と不本意な成績だ。

レッドソックスは開幕前の予想を大きく覆し、ワイルドカード圏内だ。注目は7月30日(同31日)のトレード期限までに「買い手」としてどう動くのか。地元メディアは「先発投手の補強」「右打者の獲得」が必要とみている。

だがその一方で、昨年のこの時期はプレーオフ進出に向けて明らかに先発投手を必要としていたものの、大型補強することなく脱落した。その前例を踏まえ、オーナー陣は再び買い手になることを避ける道を探るのではないかという本気度を疑う声もある。

NBCスポーツボストンの担当記者は「今のオーナー陣がどれだけレッドソックスの勝利に情熱を持っているか、それは不透明だし、ファンも信用していないと思う」と厳しく指摘している。

オールスターブレーク後、最初のカードは敵地ロサンゼルスでのドジャース3連戦。注目だ。

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