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WBO世界バンタム級王者・武居由樹が比嘉大吾と初防衛戦「バチっとKOで倒したい」

東スポWEB 2024年7月16日 17時52分

元K―1王者の意地を見せられるか。ボクシングのWBO世界バンタム級王者・武居由樹(28=大橋)が9月3日に東京・有明アリーナで、同級1位の比嘉大吾(28=志成)と初防衛戦を行うことが16日、発表された。

この日、都内で会見が行われた。武居は今年5月に元同級王者ジェーソン・モロニー(オーストラリア)を相手に世界初挑戦し、判定勝ち。初防衛戦の相手となる比嘉は、2017年にWBC世界フライ級王座を戴冠し、2度の防衛に成功した実力者だ。

武居は「大吾選手と試合が決まって、客観的に見て面白そうなカードだとすごく感じた。自分自身聞いたときから、ワクワクしています。(比嘉は)ガンガン前に出てきて気持ちが強くて、ハードパンチャーなイメージがある。自分もそれに対応して、バチっとKOで倒したいと思います」と拳を握った。

立ち技格闘技のK―1出身の武居は、2017年の第2代K―1スーパーバンタム級王座決定トーナメントで優勝。その後もKO勝利を重ね、元3階級制覇王者の武尊に続く軽量級エースだったが、21年にプロボクサーに転向した。

ボクサーとして初の防衛戦を前に、武居は「気をつけたい部分もたくさんあるけど、まずは気を抜かないこと。初防衛戦はたしかに難しいと言われているけど、K―1時代からやってきているので。そこは気は抜けていないので大丈夫。あとは当日緊張感を持って、バチバチに試合をできたら」と勝利への自信を見せた。

会見にリモートで参加した比嘉も「(武居は)パンチがある選手なので、すぐに終わったり、終わらされたりする可能性はある。気を引き締めて、前に出たいと思います」と闘志を燃やした。

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