オフのFA去就が注目されるヤンキースのフアン・ソト(25)の意味深な発言に米メディアが過敏に反応している。
オールスターウイークに沸くテキサス州・アーリントンのグローブライフフィールドで15日(日本時間16日)に行われた会見で、ソトは「一緒にプレーしてみたい選手は誰?」との質問に「大谷もその1人だ。彼はナショナルリーグに行き、僕はアメリカンリーグなので少し難しい状況だが、大谷は間違いなくその1人だ」とコメントした。
その後のホームランダービーでは同じドミニカ共和国出身のドジャースのテオスカー・ヘルナンデスを応援。タイムアウトではドジャースのグラスノー、大谷翔平とともに笑顔で話す仲睦まじい様子が映し出された。
ソトの相次ぐ思わせぶりな(?)言動にすぐに米メディアが反応した。「スポーツラッシュ」は「ソトがドジャースへ? 真夏の祭典で不可解なフリーエージェントメッセージ」「ヤンキースとメッツが獲得を争う可能性があると見られたが、ドジャースも突然その争いに加わった。ソトがドジャースに移籍するという新たなウワサを巻き起こした」などと報じ、ヘルナンデスの〝サポート隊〟についても「ドジャースの集まりに参加し、大谷らと交流した。この動きはソトが何を望んでいるのか、という憶測と疑問を新しいレベルに引き上げた」とまで分析した。
またヤンキースメディア「ヤンクスゴーヤード」は「ソトが将来のビジョンを語ってヤンキースファンを怒らせた」「ソトは長期的にニューヨークに居を構えるべきだ。ピンストライプにふさわしい選手としてソトとジャッジでチーム作りを進めるべきだ」と〝残留アピール〟を展開した。