弁護士の紀藤正樹氏が16日、自身の「X」(旧ツイッター)を更新し、旧ジャニーズ事務所による性加害問題の被害申告者が1000人を超えたことについて言及した。
「SMILE―UP.」(旧ジャニーズ事務所)は16日、創業者であるジャニー喜多川氏による性加害の補償状況について、補償受付窓口に被害を申告したのは同日時点で計1001人に上ったと発表した。
紀藤氏は、これについて報じた記事をXに貼付。「ジャ二ーズ性加害問題、被害申告者1000人越えの報道。加害者に問題があることは当然ですが、これを長年放置してきた事務所、テレビ局等の派遣先、そしてマスコミ、警察、行政、我々社会の責任も重い」と指摘した。
そのうえで「統一教会問題でもそうですが日本の精神的慰謝料を低くすぎることも大問題。裁判所にも責任がある」と自身の見解をつづっている。