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【FMWE】83歳ドリー・ファンク・ジュニア 初の電流爆破マッチ出場決定「大仁田が望むなら受けて立つよ」

東スポWEB 2024年7月16日 19時23分

PWF会長のドリー・ファンク・ジュニア(83)が、初の電流爆破デスマッチに参戦することが16日に決定した。

8月24日に神奈川・富士通スタジアム川崎では「テリー・ファンク1周忌追悼・大仁田厚デビュー50周年記念大会『川崎伝説2024』」が開催される。同大会は大仁田の兄貴分で、昨年8月に死去したテリー・ファンクさん(享年79)追悼大会として行われるため、大仁田はテリーさんの兄・ドリーに電流爆破での対戦を呼びかけていた。

だが、高齢のドリーにとって危険なデスマッチとなるため、大隅良雄PWF会長が「電流爆破阻止宣言」を行い、暗礁に乗り上げていた。するとドリーの弟子で、食道がんで闘病中の西村修が「俺がドリーを守る」と表明。大会を主催するFMWEに参戦を直訴した。

熱い思いを聞いたドリーは「(西村の)気持ちは素直にうれしい。会場は、電流爆破でかつて弟テリーとオオニタが戦った場所だと聞いた。大仁田が望むなら受けて立つよ。だけど、守られるんじゃなく、西村は俺が守るよ」と決意。さらに大仁田、西村、そして日本のプロレスファンに向けた動画で「私はやめない、フォーエバー!」とメッセージを送った。

ドローの決意を知った大隅氏も「心底心配ですが、ドリーがやる気なら仕方ない。しかし、弟のテリー・ファンクがかつて戦った川崎で、大仁田さん相手に電流爆破をやることになるとは。運命ですね」。これでドリー、西村組vs大仁田、雷神矢口組の電流爆破マッチが決定。ドリーにとって最後のリングになることが確実で注目を集めそうだ。

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