女子プロレス「スターダム」は１６日、所属の壮麗亜美（２７）が、負傷した左ヒザの手術を受けると発表した。
１１日の練習中に負傷し、１２～１４日の関西３連戦を欠場していた。この日、都内で開かれた会見で岡田太郎社長が状況を説明。同席した壮麗は「かねて負傷しておりました左ヒザの前十字靱帯、そして先日の練習中にケガしてしまった半月板の手術により、長期欠場させていただくことになりました」と報告した。
アクトレスガールズ時代の２０２１年１２月、練習中に左ヒザの前十字靱帯を断裂し欠場。そのまま同団体を退団した壮麗は、２２年３月からスターダムに参戦し、フューチャー王座やゴッデス王座を戴冠するなど活躍してきた。
「正直復帰してから、今まで一度も痛めてなかったと言ったらウソになるんですが、自分の中で『ここまでなら大丈夫』っていうラインを今回越えてしまった。このままじゃリングに立てないと思ったので、岡田社長に相談させていただき手術させていただくことにしました」と経緯を説明した壮麗は、「悔しいんですけど、前向きな欠場だと思っているのでしっかり治していきたいと思います」と約束した。
シングルリーグ戦「５★ＳＴＡＲ ＧＰ」（８月１０日、横浜で開幕）への出場が決定していたが、手術に伴い欠場が決定。代わりに同じ「ゴッズアイ」の八神蘭奈の出場が決まった。
壮麗が「蘭奈はきっと任されたら、ゴッズアイのためにとか私のためにとか思うと思うけど、今回の出場は自分のために頑張ってほしい。たくさんいろんな経験をしてください」とエールを送ると、八神は「自分のためにはもちろん、ゴッズアイのためにも亜美さんの分まで、この期間、全ての先輩にぶつかって吸収して強くなれるように頑張ります」と決意を述べた。
復帰の時期は未定。それでも壮麗は「私の戻ってくる場所はゴッズアイで、みんなが守ってくれていると思う。しっかり治して戻ってくるので信じて待っていてください」と呼びかけた。