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立憲・辻元清美代表代行「なぜダメなんですか」 コメンテーターの蓮舫氏〝きつい女〟発言に反論

東スポWEB 2024年7月17日 0時10分

立憲民主党の辻元清美代表代行は16日、JR吉祥寺駅北口で開かれた「全国女性キャラバン」街頭演説会に参加した。

日本のジェンダーギャップ指数は今年、146か国中118位、国会議員の女性比率は16%、女性議員がゼロの地方議会は200を超えている。

同キャラバンは女性議員を増やし、ジェンダー平等を推進。辻元氏は女性たちの声を聞き、これからの政策に結びつけるため同キャラバンで〝隊長〟を務めている。

降りしきる雨の中、マイクを握った辻元氏は道行く人たちに「お疲れさまです」とねぎらいの言葉をかけると〝盟友〟蓮舫氏を応援した都知事選について言及した。

「既存の政党や既存の政治にうんざりしている。そのために立憲はどうアップデートするか。(次期選挙に向けて)各政党が指標にしてほしいのは、ジェンダー平等をどれだけ自らの政党の意思決定の場に女性がいるか、政党がアップデートしているか。1つの基準にしてほしいと思うんです」

辻元氏はテレビやネット上で都知事選に落選した蓮舫氏に対する執拗なハラスメント、バッシング状況を、自身の体験を交えてこう声を張り上げて主張した。

「例えばテレビのコメンテーターが『(蓮舫氏は)いつも怖い顔をしていた』と〝きつい女〟だと言うんです。辻元も怖いよ、きついよ。でもね、国会でニタニタと笑って『そうでございますか』と優しい言葉でやってる政治状況か。男性議員が厳しい質問を国会でやると『なかなかしっかりしてる』と言われる。でも、蓮舫さんや私がやると〝きつい女〟になる。なぜ国会できつい顔をしたらダメなんですか。私はね『女性はいつもにこやかにいなくてはいけない』と散々言われきた。しかし、私たちの声は男性が多い国会で届きません」

最後に辻元氏は「都知事選は厳しかったけど、〝立憲女子〟はまだまだやりますよ」と前向きにあいさつして演説を終えた。

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