映画「スター・ウォーズ」シリーズのルーク・スカイウォーカー役で知られる俳優マーク・ハミル(72)がトランプ前統領の「バカげたほど大きな耳の包帯」を嘲笑して非難されている。米紙ニューヨーク・ポストが16日、報じた。
〝極左〟のハミルは、暗殺未遂事件で命を落としかけたトランプ氏が負った耳の負傷を嘲笑したことで、SNS上で批判されている。
トランプ氏は13日、ペンシルベニア州での選挙集会中に暗殺未遂事件に遭った。しかしそのわずか2日後の15日、共和党全国大会に姿を現し、会場内の支持者から万雷の拍手と歓声を浴びた。
トランプ氏の姿を見たハミルはX(旧ツイッター)で、「バカバカしいほど特大の耳包帯が初めて登場。どうやら今夜まで必要なかったようだ」として、共和党全国大会のトランプ氏の写真に、耳と笑っている絵文字を付けた。
この投稿にコメディアンのティム・ヤングは「マーク、撃たれたことある? 黙ってろよ」とコメントした。
風刺ニュースサイト「ノット・ザ・ビー」は、「ルーク・スカイウォーカーが現実世界でどれだけダサいのか、とても憂うつだ」と反応した。
共和党の戦略家マット・ウィットロック氏は「それで、これがあなたの今の人生ですか? これがあなたの仕事ですか?」と記した。
ラジオ司会者のアンソニー・クミア氏は「1977年に『スター・ウォーズ』を劇場で見て驚いた私が、47年後にあの映画の主人公がとんでもないクソ野郎だと判明するなんて、誰が想像しただろうか」と嘆いた。