ドジャースの大谷翔平選手(30)が16日(日本時間17日=米テキサス州アーリントン)のMLBオールスターに「2番・DH」で先発出場し、3回の2打席目で自身球宴初の一発となる先制3ラン。豪快な一発を米メディアも独特なフレーズで一斉に称賛した。
0―0の無死一、二塁でこの日2打席目を迎えた大谷は、カウント2―0からホウクが投じた3球目・142キロのスプリットをバットの先で捉えると、打球は高い弾道で右翼席へ一直線。打った瞬間に大谷も確信する豪快弾にはブルペンで見守っていた今永も驚きの表情を見せた。
レギュラーシーズンではなかなか表情も崩さない大谷もこの日は笑顔爆発。ベンチに戻るとおなじみの「ひまわりの種シャワー」で盛大に祝福されたが、明らかに通常時より大量の種で手荒く歓迎されていた。ベンチ内でも終始リラックスした様子で、グラスノー、フリーマンと談笑する場面も見られた。
大谷の1本を米メディアもこぞって称賛。「ダラスニュース」は「ドジャースの大谷翔平がMLBオールスターゲームでモンスターホームランを放つ」と称えれば、「スポーツイラストレイテッド」は「大谷翔平 オールスターゲームでマンモス級の一発で歴史に名を残す」とこれまた独特な単語を用いて絶賛した。