世界的イリュージョニスト・プリンセス天功（年齢非公表）が、写真家・山岸伸氏（７４）の写真展「ＫＡＯ―日本の顔 ｓｃｅｎｅ１０７２―１１４０―」（１６～２７日、東京・ニューオータニガーデンコートオカムラガーデンコートショールーム）を訪れた。
写真展では、１１４０人もの“瞬間の顔”を撮影してきた山岸氏が「日本の顔」をテーマに撮影したポートレート６９点を展示している。
文字通り、各業界の著名人が“顔を揃えた”同展で、天功は艶やかな表情で面を持つショットが展示されている。
自身の写真を眺めながら「すごく楽しいし、うれしい気持ちです。やっぱり先生はすごいなぁ」と興奮気味の天功は「この顔（面）は、『ＫＡＯ』っていうタイトルの写真展だと聞いたので持って行ったんです。そしたら先生が、『じゃあ持ちましょう！』って言ってくれたので、ちょうど良かったです」と明かした。
また「もともと『５分で終わるから！』って言われてたんですね。でもこの衣装でバーッと動いているうちに、『背景を変える』『後ろを真っ赤なのはどうかな』っていろいろやってくださったんです」。天功の華麗なポージングや表情が山岸氏の“撮影欲”を刺激したようで「５分の予定が１時間くらいになっちゃいました（笑い）」と撮影秘話を明かした。
山岸氏の印象について「先生は恥ずかしがり屋さん」とニヤリ。「ひと言、ひと言かみ締めながらおっしゃるんです。すごく気を使いながら、ああしようこうしよう、って撮影してくださったのが印象に残っていますね。とても楽しかったです」と柔らかい表情で撮影の時間を振り返った。
２０日午後１時からは、山岸氏によるギャラリートークも予定している。