シンガーソングライターの大塚愛(41)が17日、東京・青山のスパイラルガーデンで行われた「AI OTSUKA 20th ANNIVERSARY ART EXHIBITION AIO ART」の取材会に出席した。
大塚は18日より、同会場で自身初の個展を開催する。油絵や書道、フラワーアレンジメントなど合計80点の作品が展示される他、会場では大塚にとって初めての全曲ピアノ・インストゥルメンタルのCDが付属されたパンフレットも販売する。
個展開催にあたり「やろうと思ったのがちょうど1年少し前。長いスパンでの準備期間だった。本当に感謝でいっぱいです」と笑顔で心境を語った。
昨年9月でデビュー20周年の節目を迎えている大塚は、アート活動を始めたきっかけを「明確な理由はないですけど…好きなものを追求していこうっていう風になってきたから」と説明。その上で「20年っていうものを大事にしながらも、これからの20年に繋げていく新しい門出になったらいいな」と優しげに語った。
長い時間をかけた制作の中では「自分が追い求めているものに実力が伴わなくて。ほとんど苦しいですね、作業」と大変な場面もあったという。それでも「自分の個性っていうものを今1度探りながら、しっかりとしたビジョンで突き詰めていけたら」と抱負を述べた。
最後に「この空間全てを使って、今までつながってきた20年をテーマに沿って作り上げている。ぜひ遊びに来てください」とアピールした。