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【名古屋場所】朝乃山が左ヒザ負傷 ハイパーレスキュー隊の特殊車両で病院へ救急搬送

東スポWEB 2024年7月17日 18時55分

大相撲名古屋場所4日目(17日、愛知県体育館)、元大関の幕内朝乃山(30=高砂)が幕内一山本(30=放駒)に押し倒されて初黒星。この取組で左ヒザを負傷し、救急搬送された。

満員札止めの館内に衝撃が走った。一山本に押し倒された朝乃山は、土俵上で動くことができない。車いすに乗せられて花道を引き揚げると、そのまま医務室へと運ばれた。その後は通常の救急車ではなく、ハイパーレスキュー隊の特殊車両で病院に搬送された。

朝乃山は春巡業で右ヒザを痛めた影響で、夏場所を全休。復活を目指す今場所は初日から3連勝と好調な滑り出しを見せていた。その矢先、まさかのアクシデントに見舞われた。

この日の取組では、師匠の高砂親方(元関脇朝赤龍)は土俵下で審判を務めていた。同親方は「ヒザですね。ヒザが入って、変に曲がった。(5日目以降の出場は)難しいと思う。しっかり治すことですね。まだ歩けないと思う。動かない方がいい」と厳しい見通しを示す。部屋付きの若松親方(元幕内朝乃若)も「巡業よりひどいような気がする。(朝乃山も)前回(右ヒザ)より厳しいと言っていた」と声を落とした。

千秋楽まで休場となれば、十両転落も現実味を帯びてくる。元大関に、大きな試練が訪れた。

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