タレントのヒコロヒー（３４）が１７日、曜日コメンテーターを務める生情報番組「５時に夢中！」（ＴＯＫＹＯ ＭＸ）に出演。プライベートでの盗撮被害を明かした。
航空会社労組の調査で、過去１年以内に盗撮や無断撮影に遭った客室乗務員は５割という話題でのこと。ＭＣから「プライベートで撮られてるなとかは？」と聞かれ、ヒコロヒーはこう告白した。
「メチャクチャありますよ。メチャクチャあるけど、なんかもうでも『やめてください！』って言わないじゃない？ 〝うわぁ撮られてるな〟ぐらいで」。舌打ちも「せえへん」、ガンも「飛ばさないねぇ」と、その都度〝大人の対応〟をしていると説明した。
無断撮影する人の心理分析も的確だ。
「やっぱそれ自覚あるからコソコソ（撮影）するわけじゃん。自分が〝良くないことしてるな〟って思うからコソコソしてるんだなって思うから、その時点でもう成立してるというか、答えが出てる。〝そうだよね、良くないっていうのは分かってるのよね〟っていうことで」
もう１人のコメンテーター・松田ゆう姫（ゆうき＝３６）が「その写真どうするんだろね？」と聞くと、ヒコロヒーは「ま、だからその身内とかにさぁ『いてん（いたんだよ）』とか、まあそんな…」と分析した。
故・松田優作さんを父にもつ松田は、母親も２人の兄も俳優という芸能一家で育っただけに、ヒコロヒー同様、肝が据わっている。
「家族と一緒にいる時に、なんかず～っとカメラこの辺（腰元）にあって、回されてる（盗撮されてる）とかいう時は、『すいません、えっと、もし撮りたいんだったら言ってください』みたいなことを、家族のメンバーの誰かしらが言うかもしれない」
撮影者にしらばっくれられても「『あ、そういう感じなんだ』って言って終わる。別にもめることもない」という。ただ、一般人の無断撮影は、その本人が思う以上に「撮られてる側は気付いてるよ」とくぎを刺した。