西武は１７日のオリックス戦（ベルーナ）に６―０と完勝。５カードぶりのカード勝ち越しで借金を３１とした。
投げては先発・青山美夏人投手（２３）が先発転向４試合目で散発３安打完封勝利でプロ初勝利を挙げた。
その青山を打線は６回に猛アシスト。５回まで無安打に抑えられていたオリックス先発・宮城を攻め古賀、源田の連打で一死二、三塁のチャンスを作るとここから奥村、西川の連続適時打で２点を先制。さらに山村の犠飛、野村の２点三塁打、岸の適時打と長短６安打と犠飛で一挙５点をもぎ取り宮城をノックアウトした。
この日、栗山の抹消で緊急昇格した先制打の奥村は「ランナーを還す気持ちで思い切りいきました」、２点目の西川は「気持ちで打ちました」、犠飛の山村は「１点でも多く取りたいという気持ちで打席に入りました。最低限の仕事ができました」とコメント。２点打の野村は「同級生の青山が頑張って投げていたので、多くの点を取って援護したいと思い打ちました」と声を弾ませた。
西武が５得点以上を挙げたのは６月１２日の広島戦（ベルーナ）以来となった。