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橋下徹氏 パワハラ疑惑の斎藤兵庫県知事に「組織のトップは辞めなきゃいけない」

東スポWEB 2024年7月17日 21時36分

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が17日、関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」に出演。おねだり疑惑を告発された斎藤元彦兵庫県知事について言及した。

斎藤氏は、職員に対するパワハラや「コーヒーメーカーなどのおねだり」といった7つの疑惑を告発されたが、3月に事実無根と反論し、5月に告発した県民局長だった男性を「停職3か月の処分」としていた。男性は今月7日に死亡しているのが見つかった。

さらに先月下旬、贈答品を受け取ったとして収賄罪の告発を受けた原田剛治産業労働部長に対し、警察は任意で事情聴取を行っていた。原田氏は「警察関係者とお会いしたことは事実です。犯罪の捜査のための取り調べを受けた事実はない」と釈明していた。

橋下氏は「斎藤知事を応援した維新の会は、事実究明が先だと。その話を聞くと、本当に『おねだり』とかパワハラが、もしなかったら、別に辞める必要はないというのが、維新の考え方なのかなと思う」と推察。「僕はこれ反対です。斎藤知事は部下に対して、いきなり『ウソ八百』ってことをメディアを通じて公にしたわけですよ。それはウソ八百ではなかったんです。そのことで因果関係は別としても1人の職員が亡くなったという、この事実だけで組織のトップは辞めなきゃいけないと思います」とバッサリ。

続けて「ただし事実関係を明らかにするその職務において、職を継続するのは分かります。明らかになった段階で辞めるべきだ」と持論を述べた。

最後に「パワハラがなかったから『おねだり』がなかったから、そのままやりますって言ったら、『ウソ八百』と言った発言が不問に付されるから。『ウソ八百』ってメディアを通じて公に部下に対して言った発言、これは極めて(罪が)重いと思いますよ」と厳しい表情を浮かべた。

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