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【MLB球宴】大谷翔平の衝撃弾に王貞治氏「みんなが期待する時に応えるのが大したもん」

東スポWEB 2024年7月17日 21時46分

ドジャースの大谷翔平投手(30)が16日(日本時間17日=米テキサス州アーリントン)のMLBオールスターにナ・リーグの「2番・DH」で先発出場し、自身球宴初の本塁打となる先制3ランを放った。3回に右中間席に豪快に一発を叩き込み、2打数1安打3打点。試合はア・リーグが5―3で逆転勝ちを収め、大谷のMVPは幻となった。

打球角度29度、打球速度103・7マイル(約166・9キロ)の弾丸ライナーでスタンドに突き刺した。飛距離は400フィート(約121・9メートル)に達し、球宴通算8打席目で放った面目躍如の一発だった。

この衝撃弾に、かねて熱い視線を送り続けてきたソフトバンク・王貞治球団会長も目を輝かせて賛辞を送った。「すごいよね、やっぱり」と言葉に力を込めて立ち止まると「みんなが期待する時に、それに応えられるってのが大したもんなんだよ」と、球界をけん引するスーパースターの存在感と規格外のパフォーマンスに改めて称賛を惜しまなかった。野球人口の減少が進む中、球界の発展に寄与し、多くの子どもたちに夢を与える日本が生んだ希代の二刀流。特にパワー野球の本場メジャーで「和製大砲」が認められる時代を望み続けた世界の王は、その活躍を心から喜んでいた。

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