Infoseek 楽天

【卓球】平野美宇 同学年の池江璃花子から刺激受ける「今回会えたらうれしいです」

東スポWEB 2024年7月18日 11時57分

卓球女子でパリ五輪代表の平野美宇(24=木下グループ)が、同学年で親交がある競泳女子代表の池江璃花子(24=横浜ゴム)から刺激を受けている。

卓球日本代表は18日、羽田空港からパリへ出国した。平野は東京大会の団体戦で銀メダルを獲得。今大会はし烈な代表選考レースを勝ち抜き、シングルスと団体戦に出場する。「今回はシングルスにも出る。前回は協会の方に選んでいただく立場だったけど、今回は自分で最後(出場権を)勝ち取った自信もある。しっかり自信を持って臨みたい」と充実した表情を浮かべた。

同じくパリ五輪に出場する池江とは、同じ2000年生まれで親交が深い。報道陣から今大会で会いたい選手を問われると、平野は「ほかの競技にも友達がいて、池江選手とは連絡を取ったりしていた。最近は選考レースとか本番前でなかなか会えていないので、今回会えたらうれしいです」と笑みを浮かべた。

池江は2019年に白血病が発覚し、約10か月の入院生活を経て競技復帰。東京大会でリレー種目に出場し、今大会は個人種目に出場する。

平野は「卓球もどの競技も、ずっと順風満帆なことはなかなかない。どんなことでも諦めないことは大事だし、(池江は)そう思わせてくれるようなアスリートだと思う。そういう学びも大切にしながら、自分自身も強くなっていきたい」と尊敬のまなざしを送った。

東京大会の女子団体は、決勝で中国に敗れて銀メダル。五輪初出場となるエースの早田ひな(24=日本生命)は「パリのために自分たちがしてきた3年間を、全て出し切れるようにしたい。(女子の)3人でチームワークはいいと思うので、応援とかそういう部分でも出していけたらいい」と闘志を燃やした。

団体戦要員の張本美和(16=木下グループ)も「東京五輪で自分は見ている立場だったので、その時は次の五輪に出るとは全く思っていなかった。選考レースを経て今ここに立てているので、頑張りたいです」と力を込めた。

この記事の関連ニュース