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真田広之が主演男優賞候補に! エミー賞ノミネート「SHOGUN」が最多の25部門

東スポWEB 2024年7月18日 13時55分

米ウォルト・ディズニーは17日(日本時間18日)、この日発表されたエミー賞候補でグループ各媒体の作品が計183のノミネーションを受けたことを明らかにした。うち25を真田広之プロデュース&主演でディズニープラスから配信された「SHOGUN―将軍―」が占めた。真田は連続ドラマ部門の主演男優賞にノミネート。発表・授賞式は9月15日(同16日)に行われる。

「アカデミー賞のテレビ版」と言われるエミー賞は今回が第76回。「SHOGUN」のノミネート数25は最多で、連続ドラマ部門の作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞のほか、主演女優賞にアンナ・サワイ、助演男優賞に浅野忠信と平岳大が候補に挙げられた。さらにはプロダクションデザイン、視覚効果、キャスティング、メインタイトルデザイン、作曲、テーマ曲、特殊メイクなど候補は広範にわたる。

ハリウッドが描く戦国スペクタクルの「SHOGUN」。真田の主演男優賞ノミネートは画期的で、受賞すれば快挙となる。同時に特筆すべきは音楽カテゴリーでのノミネーションだという。

音楽・美術関連の制作などに携わる株式会社Drifterはプレスリリースで、今回の作曲賞・テーマ曲賞ノミネートに「雅楽や日本伝統音楽をベースに、日本人で初めての快挙を達成しました」とその意義を強調した。

「SHOGUN」の劇中音楽とテーマ曲の編曲やレコーディングを担当したのは、作曲家で音楽プロデューサーの石田多朗氏。前出のリリースによると、石田氏は栃木県那須町在住で、国内でも珍しい雅楽を扱う作曲家として知られる。「SHOGUN」についてはアカデミー賞受賞作曲家アッティカス・ロスらロサンゼルスの作曲チームから依頼を受け、サウンドトラックの制作は約2年にわたって続いたという。

石田氏は「物語とともに、それを重層的に仕立てている音楽にも注目してほしい」とコメントを寄せている。

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