日本フットサルトップリーグは18日、サッカー元日本代表MF松井大輔氏(43)が新理事長に就任すると発表した。
同リーグは松井理事長をトップとする新体制を発表し、元バレーボール女子日本代表監督の中田久美氏なども理事として入閣した。
ファン拡大の課題などフットサルを巡る環境は厳しさを増していることを念頭に「全員が危機感を持ってやっていきたい。今のスポーツ界は流れが速い。変えるところは変えて一歩ずつ方向性を示せればいいなと思う」と改革を目指す。
中田氏を始めさまざまな業界から人材を募り「ここにいらっしゃる理事の方々にもご協力をいただきたい。自分の力が何が一番強みなのか、アンケートを取ったり、どういうふうに変わっていかなければいけないのか、いろんな意見をもらう」と合議制で進めていくことを強調した。
さっそく改革案も披露。「Jリーグとも連携しながらやっていきたい。バスケがはやっているように、いろんな体育館でできるイベントなどをできればいいと思っている。海外のフットサルリーグの進出というのもある。地域密着できればいい」と熱弁した。
また「(日本サッカー協会の)宮本(恒靖)会長にお会いして『よろしくお願いします』と言ったので、ちょっとは力を貸してくれると思う」とサッカー協会とのタッグにも意欲を見せた。
松井理事長の手腕でフットサル界の活性化を果たせるか。