日本サッカー協会（ＪＦＡ）が１８日に理事会を開催し、日本代表ＭＦ佐野海舟容疑者（２３＝マインツ）が不同意性交罪で逮捕されたことを受けて、宮本恒靖会長（４７）が言及した。
佐野容疑者は１４日未明に知人男性２人とともに都内ホテルで３０代女性に性的暴行を加えたとして、警視庁本富士署に逮捕されていたことが１７日に明らかになった。
協会関係者は、この日の理事会で冒頭に宮本会長が佐野容疑者の事件について触れたと説明。「詳しいことは分からないが、サッカー界に身を置く人間として非常に残念だと思っている。サッカー界はすべての人にリスペクトを持って接する」と宮本会長は遺憾の意を表明。続けて「代表選手に対して再度教育をしていく必要があると考えているし、しっかりと取り組んでいきたい」と日本代表選手への〝再教育〟を徹底する方針を強調した。
また、理事からは「今後、選手教育をしっかりと検討していく必要があるのではないか」との声が上がり、選手の倫理教育の見直しが求められたという。
佐野容疑者の逮捕劇は、日本サッカー界のトップである日本代表のあり方に関しても議論を呼ぶことになりそうだ。