歌手の美川憲一(78)が18日、東京・LINE CUBE SHIBUYAで「歌手生活60周年記念 美川憲一コンサート 2024」を行った。
今年6月に60周年を迎えた美川は、同会場で1年ぶりのコンサートを実施。また、9月25日にはロックユニット「B’z」の松本孝弘が作詞、「GLAY」のTAKUROが作曲した最新シングル「これで良しとする」をリリースする。
この60年で心がけていたことは「ライバルをあんまり意識しない。〝自分は自分〟のスタンス」と明かすと「わりと粘り強いほうなので、逆境に強い。くよくよしない。振り払って前に進む。過去のことは振り返らないでいたら、60年経っちゃった。はやいわぁ」と感慨深そうに回想した。
デビュー当時は役者を志していたというが「スカウトされたんですよ。『歌手にならない?』って。役者は無理だったと思います。一攫千金狙ったのよ、一か八かで」と昔を振り返り「もう40になったらおっさんになってると思ってた。ジジイになってると思ったら、ジジイにならなかった」と自信満々に語った。
100歳まで歌っていたいという美川は「まだ長いですけどねぇ。衰えは感じますよ」としつつも「鼻うがいもするし、スクワットもよくやってますね。パックしたり」と自身の美容と健康法を伝授した。さらに「皆さんによく『なんでそんなに首と手がきれいなの?』って言われる。手がきれいじゃなきゃ指輪が似合わないじゃないの」と、ゴージャスな指輪を披露した。
最後に「60周年迎えられたことはいい記念。まあ休んでられないのよ。元気にやっていられると思います」と感謝を述べた。