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レーガン大統領暗殺未遂犯がトランプ前大統領暗殺未遂犯を非難

東スポWEB 2024年7月18日 20時5分

レーガン大統領暗殺未遂を起こしたジョン・ヒンクリー氏(69)が18日、トランプ前大統領暗殺未遂犯をX(旧ツイッター)で非難した。

ヒンクリー氏は俳優ジョディ・フォスターのストーカーで、映画「タクシードライバー」のストーリーに影響され、フォスターに感銘を与えるため大統領暗殺未遂事件を起こした。1981年3月30日にロナルド・レーガン大統領を銃撃した人物だ。裁判では責任能力がないとして無罪となり、長年、入院。その後、精神状態が安定したとして2022年に行動制限措置が解除された。

そのヒンクリー氏がXに「暴力は正しい道ではない。平和にチャンスを与えよう」と投稿。

トランプ氏を狙撃し、シークレットサービスによってその場で射殺されたトーマス・クルックス容疑者を非難したのだ。

この投稿に対し、あるXユーザーは「ジョン・ヒンクリーが平和の提唱者?」と書き、別のユーザーは「ジョン、君が撃ってみたかったのは分かっているよ、そうだろ?」と反応した。また、「『説教かよ!』とサーハン・サーハン」と、現在投獄されているロバート・F・ケネディ大統領の暗殺者サーハン・ベシャラ・サーハン受刑者を指して書いた人もいる。

レーガン暗殺未遂事件とは、ヒンクリー氏が回転式拳銃を6発発射。1発が大統領専用車に跳ね返って、レーガン氏の胸部に命中したが、命に別条はなかった。病院に搬送されたレーガン氏は意識があり、弾丸摘出の緊急手術の前に医師たちに向かって「あなた方が共和党員だといいんだがね」とジョークを飛ばし、民主党員だった執刀医が「大統領、今日一日われわれはみんな共和党員です」と返したという有名なエピソードがある。

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