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那須川天心が〝兄の意地〟見せる 弟・龍心との練習で手応え「体形が変わってきている」

東スポWEB 2024年7月19日 5時27分

兄の意地を見せる。プロボクシング54・4キロ契約10回戦(20日、東京・両国国技館)でWBA世界バンタム級4位ジョナサン・ロドリゲス(25=米国)と対戦する同級7位の那須川天心(25=帝拳)が18日、都内で会見に出席した。

キックボクシングで42戦全勝(28KO)の圧倒的な戦績を残し、2023年4月の与那覇勇気(真正)戦でプロボクサーとしてデビュー。最近、弟で格闘家の那須川龍心(18)と練習する機会があった天心は「体形が変わってきていると、いろんな人に言われる。この間、久々に実家に帰って弟と少し練習をした。(龍心が)『腕めっちゃデカくない? 減量中だよね?』みたいな。でも足細くなったので」と力説。キックボクサーではなく、〝ボクサー仕様〟の肉体に手応えを感じている。

龍心は兄がボクサーに転向した直後の取材で「天心がボクシングにいってボクシングの打ち方を教えてもらったり、すごい(自分の)パンチ力が上がっていると感じた。今後も天心に勝ち続けてほしいし、負けてほしくない」と語っていた。2人での特訓の成果もあり、龍心は天心のプロデビュー後から現在6連勝中。相乗効果は計り知れない。

弟の思いも背負う〝神童〟は、約半年ぶりの試合に向けて「格闘技でみても50戦以上しているし、ここで負けることがあれば全部崩れてしまう。常にそういうつもりで、那須川天心の存在をかけて戦っています」と拳を握った。

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