男子ゴルフの今季メジャー最終戦「全英オープン」初日(18日=日本時間19日、英トルーンのロイヤルトルーンGC=パー71)、松山英樹(32=LEXUS)はバーディーなしの4ボギー、75のラウンドで4オーバーの82位と出遅れた。
この日は強風の影響もあってかショット、パットともに精彩を欠き、前半の5番パー3、6番パー5を連続ボギーとし、後半もスコアを伸ばせなかった。松山は今大会前に「しっかりと、今年はいいプレーできるように頑張りたい」と意気込みを語っていたが、他の選手と同じように悪天候に苦戦を強いられた。
PGAの公式サイトは「伝統的に簡単な前半9ホールは強風にさらされ、多くの選手が大混乱に陥った」とし「予想外の風と雨が重なり、驚くほど高いスコアが生まれ、そのうちいくつかは悲惨なものになった」と指摘。世界ランキング2位のローリー・マキロイ(英国)も78の7オーバーと苦戦し、ブライソン・デシャンボー(米国)も76の5オーバーとし「あの風の中でフロントナインはとにかく過酷だ」とコメントしたという。
川村昌弘(JCR Pharmaceuticals)が72の31位で日本勢トップ。タイガー・ウッズ(米国)は79で138位発進となった。松山も2日目以降の巻き返しが期待される。