スペイン3部アモレビエタは18日、同1部レアル・マドリードからMF中井卓大(20)をレンタルで獲得することで合意したと公式サイトで発表した。
「ピピ」の愛称で知られる中井は10歳だった2014年にRマドリードの下部組織に入団。順調にステップアップし、22年には3部で戦うRマドリードBでデビューした。将来を大きく期待され、クラブと25年6月末まで契約を延長したものの、昨季はBチームに残留できず、同3部マハダオンダに期限付き移籍していた。
アモレビエタは昨季2部で19位となり、3部に降格。今季は再び2部への昇格を目指している。同サイトは中井の加入について「この新しい選手は技術的資質が際立っており、日本のユースチームで国際的に活躍し、Rマドリードのトップチームで繰り返し、トレーニングを積んできた」とし「ようこそ、ピピ」と記していた。
再び3部へレンタルとなった中井について、SNSやネット上では「中井君も20歳か」「また3部かよ」「久保(建英)はレンタルでも1部だった」「試合に出られる日本に戻ってこい」「もうスペインにこだわる必要はないんじゃない?」「3部ならJ1、J2の方がいい」「Jリーグでやり直した方がいい」などの声が書き込まれていた。