米FOXスポーツは18日(日本時間19日)にファン投票による前半戦の各アワードの受賞者を発表し、ドジャースの大谷翔平投手(30)がナ・リーグのMVPに輝いた。
大谷は前半戦で92試合に出場して、ナ・リーグトップの29本塁打、同2位の打率3割1分6厘、同3位の69打点、同3位タイの23盗塁をマーク。近年、BBWAA(全米野球記者協会)の記者によるMVP投票で重視されているbWAR5・4、fWAR5・2はともにリーグトップ。
過去、DH専任でMVPを受賞した選手はおらず、大谷の〝資格〟が議論されているが、ファンは成績とパフォーマンスを純粋に評価した。
ア・リーグのMVPは34本塁打、85打点がともに両リーグトップのヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)が選出された。
サイ・ヤング賞はナ・リーグが両リーグトップの13勝を挙げているブレーブスのクリス・セール(35)、ア・リーグはリーグトップの防御率2・41のタイガースのタリク・スクバル(27)を選出。新人王はナ・リーグが6勝無敗、防御率1・90の〝怪物新人〟パイレーツのポール・スキーンズ投手(22)、ア・リーグは11本塁打、52打点のレッドソックスのセダン・ラファエラ外野手(23)が選ばれた。