米スポーツサイトのアスレチックは１８日（日本時間１９日）に前半戦を５４勝４２敗のア・リーグ中地区２位、ワイルドカード争いでも貯金１８のヤンキースに３ゲーム差に迫るツインズが、「ロースターを強化する最善の方法は、先発投手を加えることだろう」と指摘。「シーズン終了後にＦＡとなるトロントの左腕、菊池雄星投手（３３）をターゲットにする可能性がある」と伝えた。
同サイトによると「ツインズがレンタルの先発投手の獲得に興味を示していることは球団内の噂からもうかがえる」とし、菊池については「９イニングあたり９・９個の三振を奪っている」とア・リーグ８位の奪三振率を高く評価した。
菊池の今季年俸は１０００万ドル（約１５億７４００万円）で、移籍先の負担額は日割りで３３３万ドル（約５億２４００万円）程度に収まる計算で、ブルージェイズに差し出す若手有望株も多くは望まれない見込みで、菊池は７月３０日（同３１日）のトレード期限にかけて、移籍市場では引く手あまたの先発投手となりそうだ。
菊池は今季２０試合に先発し４勝８敗、防御率４・４２、１０６回を投げ、１１７三振で２６四球。果たして電撃移籍はあるのか。