痛恨の黒星だ。大相撲名古屋場所６日目（１９日、愛知県体育館）、大関カド番の貴景勝（２７＝常盤山）が幕内若元春（３０＝荒汐）に送り出されて４敗目（２勝）。大関残留へ厳しい状況に立たされた。
取組後は「明日から頑張るだけ。（この日の一番は）もう戻ってこないので。明日に向けてやっていきたい。自分自身、この一番やるだけだと思っている」と翌日の相撲に目を向けた。
幕内後半の審判長を務めた高田川親方（元関脇安芸乃島）は「いい相撲を取ったが、若元春に力を逃がされた。自分の相撲を信じて、真っ向勝負でいくしかない」と奮起を求めた。