巨人の阿部慎之助監督(45)が完敗にも前を向いた。
19日の中日戦(バンテリン)は先発・戸郷翔征投手(24)が7回1失点も、打線が竜先発・高橋宏斗投手(21)の前に12三振を喫するなど8回無得点と援護できず。9回は守護神マルティネスの前に抑え込まれ0―1で敗れた。
広島が阪神に勝ったため、ゲーム差なしながらも首位陥落。今季15度目の零封負けに指揮官は「脱帽です」と高橋宏をたたえた。
4回無死二塁から主軸が三者凡退で無得点に、「もうほんと、あそこしかなかったかなって感じだね。(高橋宏は)ワンチャンスあるかないかくらいの出来だったと思うし。戸郷も悪いなりに粘ってたんだけど」とターニングポイントを指摘した。