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【広島】床田寛樹 村上に投げ勝ち首位再浮上 新井監督も最敬礼「7回は圧巻だったね」

東スポWEB 2024年7月19日 22時17分

今月9日以来の首位再浮上―。広島は敵地・甲子園で1―0で競り勝ち、2連勝、首位・巨人が敗れたため、首位に浮上した。

先発・床田寛樹(29)が息詰まる投手戦で奮闘した。試合前まで2勝2敗だった阪神・村上との今季5度目の投げ合いを制した。

この日は自己最速タイの最速151キロと直球に力強さが、要所で宝刀・ツーシーム、パームなど変化球で緩急をつけ、虎打線に決定打を許さず。初回の無死一、二塁、1点リード後の7回には無死満塁の大ピンチをしのぐなど「踏ん張り切れたのは、よかった」(床田)と粘り強さも際立った。

5回に無死満塁から内野ゴロの間に1点を奪うと、7回7安打無失点の奮闘の左腕を中心に味方の好プレーも随所に飛び出し、終盤8回以降はハーン→栗林と盤石の中継ぎリレーで守り勝ち。試合後の新井貴浩監督(47)「ナイスピッチングだったね。(無死満塁をゼロに抑えた)7回は圧巻だったね」とまずは先発左腕を絶賛。「あと、守るほうもね、今年ウチがやっている野球をね、投手も頑張って、守って、僅差を逃げ切るというね」全員野球でロースコアの展開をしのいだ点にもご満悦。

とはいえ、10日ぶりとなる首位再浮上には「あと何試合よ。いつも言っているように、勝負は先だから」と両手を広げて〝WHYポーズ〟。順位については、まだ〝無関心〟を装って球場を後にした。

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