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【阪神】村上頌樹 打線の援護なく7敗目「後半戦、挽回できるように頑張ります」

東スポWEB 2024年7月19日 22時17分

阪神・村上頌樹投手(26)が、19日の広島戦(甲子園)に先発。8回5安打1失点の粘投も、打線に足を引っ張られ、7敗目(3勝)を喫した。

今季の広島戦では、先発した5試合中4試合で、初回に秋山の安打から失点を許しており、「(先頭の)秋山さんに打たれているので、抑えられるようにやっていきたい」と意気込んでいた右腕。この日は、「初球から振ってくるのはわかっていたので。誠志郎さんと相談しながら投げました」と言い、初球から74キロのスローカーブを投じ、鯉の1番打者を二ゴロに仕留めた。立ち上がりをゼロで切り抜け流れに乗ると、4回二死まで無安打投球。赤ヘル打線につけ入る隙を与えなかった。

だが0―0で迎えた5回、中村貴、坂倉の連打を浴びると、続く菊池の犠打を捕手・坂本がファンブル。無死満塁となり、続くシャイナーの遊ゴロの間に1点を失った。それでも、その後はゼロを重ね、8回の打席で代打を送られて降板。129球の熱投を披露したが、最後まで虎打線が奮起せず、2戦連続の黒星を喫した。

試合後、村上は「変化球もうまくコントロールできていました。粘られてもゾーンで勝負することができていたので、良かったです」と振り返りつつ、「(自身の)借金が4になったので後半戦、挽回できるように頑張ります」と必死に前を向いた。

岡田彰布監督(66)も、わずか1失点で敗戦投手なった右腕を「いやいやオマエ、ピッチャーも何も悪くないやんか。ずっとそうやんか。あんな1点、防げる1点やけどのう」とかばった。チームは、0―1で今季12度目の完封負け。貯金もわずか「1」に減った。

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