Infoseek 楽天

【巨人】戸郷翔征が7回1失点も一発に泣き首位陥落「今日の敗因は僕」

東スポWEB 2024年7月19日 22時43分

巨人は19日の中日戦(バンテリン)に0―1で零封負け。連勝は2で止まり、広島が勝利したため首位陥落となった。先発の戸郷は7回1失点と好投したものの、2学年下の中日・高橋宏との投げ合いに敗れ、今季5敗目を喫した。

一発に泣いた。戸郷が許したのは2回の1点のみ。無死走者なしから5番・細川に高めの直球を捉えられ、ソロ本塁打で先制を許した。その後は粘りの投球で追加点を許さず。8回に代打を出され、7回110球6安打1失点で降板となった。

本来なら先発として十分な役割を果たしたと言える内容だが、この日の相手先発は高橋宏。規定投球回未到達ながら試合前時点で防御率0・58と驚異的な数字を残す21歳右腕の前に1点が重くのしかかった。

試合後、阿部監督は「悪いながらに粘った」と右腕をかばったが、戸郷は「あそこ(2回)の一発が今日の負けなので。今日の敗因は僕かなと思います」と悔しさをにじませた。さらに「(高橋)宏斗もすごくいい投球をしていた。それに負けじと思って入りましたけど、ああいう1点というのが大きく勝敗に関わるカード。今日は必ず勝たないといけないところでしたけど、本当に申し訳ないと思います」と肩を落とした。

「試合をつくったとしても、チームが負けてしまったら意味がないです。そこの責任というのは、先発としてはもっと感じながら投げないといけない」とチームを引っ張る立場として語った若きエース。この悔しさを糧に、後半戦に臨む。

この記事の関連ニュース