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【ソフトバンク】天敵ルーキー西武・武内をついに攻略! 正木智也が2戦連続猛打賞で着火

東スポWEB 2024年7月19日 23時3分

絶好調男がチームの勝利を力強くけん引した。パ・リーグ首位を独走するソフトバンクが19日の西武戦(ベルーナ)に4―0で今季10度目の完封勝利。連勝を3に伸ばし、貯金を26とした。

立役者は「6番・右翼」で先発出場し、2試合連続で3安打をマークした正木智也外野手(24)だ。打線は相手先発のルーキー・武内に、ここまで3度対戦して24イニングで1得点しか挙げられず、苦しめられてきた。しかし、この日、4度目の対戦でついに初めて武内に黒星をつけることに成功した。

正木は2回一死一塁の第1打席で左前打を放ち、すかさず出塁。後続が倒れて3回まで無得点に抑えられたが、4回に鷹打線がついに目覚めた。先頭の栗原がセンターへのエンタイトルツーベースを放つと、その後、二死二塁で正木が中前適時打を放ち、先制点をもぎ取った。7回の第3打席では詰まりながらも右前打を放ち、これで猛打賞を記録。代走の川村を送られてお役ご免となった。

ヒーローとなってお立ち台に上がった正木は先制打について「追い込まれてしまったので何とかバットに当てるという気持ちでいったらいい結果に結びつきました」と笑顔で振り返った。

天敵・武内の攻略に成功したことには「すごくいい投手なので3球、いい球がきたら打てないと割り切って打てる球だけを待っていた」と、してやったり。

7回無失点で今季4勝目を挙げた先発のスチュワートもきっちり援護して「すごくいいピッチングをしてましたし同級生なので打てて良かったです」と喜んだ。

2戦連続3安打の好調ぶりには「ちょっと出来過ぎなんですけど、あと前半戦2試合あるので2試合とも打てるように頑張りたい」と意気込んだ。

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