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【スターダム】鈴季すずが2か月ぶりの復帰戦に意欲 新ユニットで「渋谷109の看板になりたい!」

東スポWEB 2024年7月20日 5時12分

女子プロレス「スターダム」の〝狂乱娘〟こと鈴季すず(21)が、約2か月ぶりの復帰戦に向け胸中を明かした。

5月28日の大阪大会を最後に複数の故障箇所治療のため欠場。今月23日の東京・後楽園ホール大会での復帰戦ではスターライト・キッド、AZMと組み、白川未奈&ジーナ&HANAKOと対戦する。ケガの状態について「デビュー前より、調子良いんじゃないかっていうくらい元気! お医者さんの許可が下りてからは、トレーニングも始めてリングでの練習も再開した」と明かした。

2018年12月にデビューして以来、初めての長期欠場に戸惑いもあったという。「SNS見てるとプロレス界の動きの速さに『あ、置いていかれる…』って、珍しくおセンチメンタルになったんだけど、ステーキ食べて寝たらそんな気持ちも1日で治った」と振り返った。

この2か月間で団体は、アイスリボンやセンダイガールズなど他団体で王座戦を開催。自身が不在のスターダムに物足りなさを感じていた鈴季は「これまで他団体との交流が少なかったから、選手も戸惑いがあったのかなって。こんなんでいいんかいってもどかしい気持ちだったよ。ここからは私が特攻隊長としてもっとスターダムを面白くしていく」とやる気満々な様子だ。

欠場中にはキッドに呼びかけられ、星来芽依、AZM、天咲光由と5人で新ユニットを結成した。復帰戦から新たなスタートを切る鈴季は「今までバチバチ戦ってきた相手だったから、すごく楽しみだけど未知だよね。でもうちらギャルマインドは共通してて欠場中も『イエーイ元気?』って電話が来たよ。仲間ができたうれしさと、まだちょっと恥ずかしさはあるけどね」と笑った。

新ユニットでは、業界の課題でもある若年層の新規ファン獲得にも狙いを定めていきたいと明かす。「10代からプロレスをやっている私たちだからこそ、プロレスを見たことがない新しい層にも響かせられるものがあると思うんだよね。いつか5人で渋谷の『109』の看板になりたい!」と目標を立てた。

今夏には、連覇がかかるシングルのリーグ戦「5★STAR GP」(8月10日、横浜で開幕)が控える。鈴季は「体調は本当にバッチリだからさ、史上初の2連覇を狙いたいよ。それに赤いベルト(ワールド)もね。びっくり箱・鈴季すずがスターダムをどんどんかき乱していくぜ!」と意気込んだ。帰ってくる狂乱娘の逆襲劇に期待が高まる。

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