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〝メダル候補〟日本の評価が急落 OAと若手スター「確保できなかった」と米メディアが分析

東スポWEB 2024年7月20日 15時31分

26日開幕のパリ五輪で56年ぶりのメダル獲得を目指すサッカー男子日本代表の評価が〝急落〟している。

8大会連続の五輪出場となる日本は、前回の東京五輪・準決勝で強豪スペインに敗戦し、3位決定戦ではメキシコに敗れたものの〝世界4位〟とメダル獲得へあと一歩にまで迫り、世界からも注目されている。また、4月のパリ五輪アジア最終予選を兼ねたU―23アジアカップ(カタール)でも優勝を果たすなど好成績を残した。

大岩剛監督が率いる日本はパリ五輪でファイナル進出を目標に掲げているが、米メディア「フォーブス」は「日本はメダル候補の筆頭だったが、年齢制限を超えた(オーバーエージ=OA)選手やレアル・ソシエダード(スペイン)の久保建英のような日本の若手スター選手をオリンピック代表チームに確保することができなかった」と指摘。評価が下がっているという。

日本は東京五輪でA代表の主力だったDF吉田麻也やDF酒井宏樹、MF遠藤航とOA3選手をそろえたものの、今大会は一人も招集できなかった。また、パリ五輪世代の久保やGK鈴木彩艶(パルマ)、MF鈴木唯人(ブレンビー)といった欧州でも活躍する3人を呼べなかったことで、大幅な戦力ダウンとみられているようだ。

フランスやアルゼンチンといったメダル候補の実力国でさえも、OA選手を加入させているだけに、世界から見れば日本のメンバーは物足りないというところだろう。実際に、OAなしで臨んだ過去の大会では1次リーグを突破できていないが、大岩ジャパンは下馬評を覆し、表彰台に立つことができるだろうか。

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