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和歌山南陵の〝レゲエ校歌〟が「熱闘甲子園みたい」と大好評 3回戦で智弁和歌山と激突

東スポWEB 2024年7月20日 16時31分

第106回全国高校野球選手権大会の県大会が各地で行われる中、和歌山大会を勝ち進む和歌山南陵の校歌が注目されている。2年連続で4強入りする実力校とはいえ、部員10人。一昨年に経営難に陥って新たな生徒募集が停止され、現在は全校生徒が3年生のみ18人の状況だ。

経済的トラブルが続く中で経営陣が刷新され、クラウドファンディングが立ち上げられたが、6月に校歌も一新。それがさわやかな「レゲエ校歌」だった。「イエ~、イエ~ 和歌山南陵高校、進め~ やれるやれるやれるさ~ 一歩前へ~ 一歩前へ~」とレゲエのリズムにラップ調の歌詞が重なる。理事長がレゲエミュージシャンの横川翔、WASAN、INFINITY16に依頼し、従来の校歌のイメージを覆す斬新な仕上がりとなった。

これがSNSで大好評を呼んだ。「とても新鮮でいい」「校歌なんて覚えてないけど、これなら卒業してからも歌えそう」「熱闘甲子園のテーマソングみたい」「いつか映画になるような気がする」「坊主頭で昭和だけど、校歌は令和」「フルバージョンで聞きたい」と学校の背景も含んで大反響を呼んでいる。

初戦の2回戦で紀北農芸を下し、23日の3回戦では強豪・智弁和歌山と激突。再び校歌が流れるか。

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