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橋下徹氏 体操・宮田笙子の五輪辞退は「著しく不合理だとは思わない」…スケボーの事例と比較説明

東スポWEB 2024年7月20日 16時36分

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が20日、自身の「X」(旧ツイッター)を更新。未成年喫煙と飲酒発覚でパリ五輪への出場辞退となった体操の宮田笙子について、私見を述べた。

この五輪辞退という判断には、ネット上で賛否両論が飛び交っている状況。橋下氏も「行為に対してペナルティが重すぎるという声が多い」と紹介した上で「単なる未成年者喫煙・飲酒禁止違反すなわち私的な場での喫煙・飲酒ならそうであろう。しかし今回は未成年・成年関係なく『代表チームとしての活動の場』における飲酒禁止違反だ。代表チームとしてこのようなルールを定めるのは権限濫用か」と指摘した。

また、本件は「単なる私的な喫煙・飲酒禁止違反や職場での喫煙・飲酒禁止違反ではなく、特定ミッションを受けた特定メンバーの特定状況下での喫煙・飲酒禁止違反」だったことを強調すると「『代表チームとしての活動の場』において喫煙も飲酒もOKにするのか。宮田さんがプレッシャーを感じていたのであれば、トレーニングセンター内ではなく最悪自宅や私的な場での飲酒にとどめるべきではなかったか。それなら厳重注意くらいで収まっていたであろう」と予測。続けて「代表チームの士気を考える体操協会のこの規範が著しく不合理だとは思わない」と持論を展開した。

また、今回の騒動は5月のパリ五輪予選シリーズ上海大会に出場した4選手(20歳未満)の飲酒が発覚したが、厳重注意などの処分で事を収め、選手名も公表しなかったワールドスケートジャパンの対応と比較する声も多い。

これについては「スケボー選手の事例は『代表選手としての活動の場』での飲酒ではない。私的な場での飲酒。それなら注意で十分だ。トレーニングセンター内で飲酒した宮田選手の事例とは著しく異なる」と前述の内容をもって反論している。

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