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岸博幸氏 〝元官僚〟斎藤兵庫県知事に「役人がよくやる悪いパターン」「もらい物慣れしてる」

東スポWEB 2024年7月20日 17時17分

元経済産業省官僚で経済評論家の岸博幸氏が20日、関西テレビ「ドっとコネクト」に出演。パワハラやおねだりの疑惑を告発された斎藤元彦兵庫県知事について言及した。

斎藤知事は、職員に対するパワハラや「コーヒーメーカーなどのおねだり」といった7つの疑惑を告発されたが、3月に事実無根と反論。5月に告発した県民局長だった男性を「停職3か月の処分」としていた。男性は今月7日に死亡しているのが見つかった。

19日には、県議会の調査特別委員会(百条委員会)で前県民局長が残した音声データと陳述書が調査資料として採用され、その場で公開された。

このニュースに岸氏は「公益通報の問題もあるが、やっぱり知事本人にも問題がある。告発された方に対して『公務員失格』とおっしゃってますから、ならあなたは『知事失格』と言われてもおかしくないんじゃないかと思う」とバッサリ。

斎藤知事は元総務官僚だが、岸氏は「役人がよくやる悪いパターンをすごくやっちゃってる。残念ながら霞が関の役人って、〝接待慣れ〟〝もらい物慣れ〟してますので、『もらって当たり前』的な感覚がすごくある。それが責任ある地位になって、こういうことを言った場合、それは言い方は悪いが圧力になりうるわけです。特に県の知事が市町村の側におねだりに近いことを言えば、当然予算を差配してますから、いろいろやろうと思う」と断じた。

〝おねだり〟は県産品のPRのためとも主張していたが、岸氏は「それはあくまで言い訳だと思います。それやるなら、県知事よりも芸能人の方がよっぽど効果あるわけですから」と一刀両断。

続いて「もう一個言うと、霞が関の体質でみんな無意味に頭がいいですから、特に旧自治省の方は自治体の人と接する場合に強く当たるということも実際はあるので、そういうことが続くと相手がどう受け止めるかという問題になる」と内幕を語り警鐘を鳴らしていた。

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