お笑いコンビ「ハイヒール」リンゴが20日、関西テレビ「ドっとコネクト」に出演。喫煙と飲酒が確認されたため、パリ五輪を辞退した体操女子の宮田笙子(19=順大)についてコメントした。
このニュースにリンゴは「すべてのタイミングが最悪」と指摘。「あと2か月待ったら二十歳になるし、もう少し待ったらオリンピックも終わるし。やけど、このタイミングでリークがあって、このタイミングで出場辞退になって、で、4人で戦わないといけないっていう、すべてのタイミングが最悪な状態」と残念がった。
続いて「これはどんな判断を下しても、誰かが絶対何かを言うと思います。軽い判断をしたら『軽すぎるじゃないか、主将なのに…』ってやるし、重くしたら『重すぎるんじゃないか』って言われる典型的な事例だと思う」と感想を述べた。
共演の岸博幸氏が「世の中がコンプライアンス大事という事だけ言って、ルールに違反した瞬間にアウトという風潮もどうか」と意見すると、リンゴは「宮田選手のリカバリーできるところがないじゃないですか。これ(パリ五輪)がダメになった、次4年後がどうなるか分からない。今19歳なのに、今後一生『タバコを吸って人生を台なしにした』とレッテルと戦って、そのレッテルは剥がせなくなるじゃないですか。それが何とも言えない気持ちになりますね」と表情を曇らせた。
宮田本人のショックも相当なものだと思われるが、リンゴは「プレッシャーでタバコを吸ってしまうのだから、それでこんなに台なしになったら、そのプレッシャーたるや。それを19歳の子に…って思いますけど、法律はダメですからね」と戸惑いを隠さなかった。