巨人が20日の中日戦(バンテリン)で僅差ゲームをものにし、首位ターンに望みをつないだ。
この日は岡本和を左翼に回す攻撃的布陣で臨み、竜先発・メヒアを5回途中3失点でKO。投げては先発・グリフィンが7回途中2失点の好投。2点リードの9回に守護神・大勢が1点差に追いつかれたが、4―3で逃げ切ってチームの連敗を阻止した。
試合後、阿部慎之助監督(45)は「ナイスピッチングでした」と先発左腕を称賛。3回に2点適時打を放った大城卓に「大城のタイムリーが大きかった」とうなずいた。
これで再び貯金7とし、球宴前の首位ターンに望みをつないだ。指揮官は「首位ターンなんてできると思ってなかったからね。とにかく明日の1試合だけを勝つ。その後、『首位だったんだな』くらいでいいかなと思います」とあくまでも平常心を強調した。