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【DDT】エル・デスペラード「G1に対して敵対心は正直ある」 休養前のクリス・ブルックス戦へ闘志全開

東スポWEB 2024年7月20日 20時21分

DDTの21日東京・両国国技館大会で、クリス・ブルックスとのシングルマッチ後に休養に入るエル・デスペラード(新日本プロレス)が、〝真夏の祭典〟への対抗心を燃やした。

都内で行われた前日会見に出席。初対決となる2人のカードは、先月10日のデスペラード自主興行(後楽園)で発表された。

新日本ではこの日から「G1クライマックス」が大阪で開幕。21日もリーグ戦が開催される中、クリスとの一騎打ちに向けて「G1が明日大阪である。俺は明日両国で、クリスとシングルマッチをやる。俺はG1に負けねえし、G1に対して敵対心は正直ある。俺が出る試合の方が絶対面白い試合にしてやる自信はある」と闘志を燃やした。

13日には自身の「X」で、このシングルマッチを持って休養に入ることを明言。これには「細かいことに関しては明日、お話しする。試合前に明確に(体の)どこが悪いとか言いたくない」とだけ語った。

2024年上半期は、1月4日東京ドーム大会で高橋ヒロムからIWGPジュニアヘビー級王座を奪取。その後、SHOにベルトを奪われたが、「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」で初優勝を飾った。SHOに金網マッチでリベンジを果たし、再び同王者に輝いた。

デスペラードは「2024年の前半はとにかく走り回ったし、思いつくことは全部やってきた。新日本の話になるけど、メインの数は多分、ズバ抜けている。6月にスーパージュニアを取って、すぐにまた(7月にDOUKIに)取り返されたけど、ここ半年間思いついたことを全部できた」と充実した表情を見せる。

そして「その休みを意識したのは、この間(DOUKI戦)のタイトルを取られたタイミング。クリスは僕の上半期を締めくくるのにふさわしい相手の気がした」と納得の表情を浮かべた。

クリスも「お休みに入る前に、僕との試合を選んでくれた。(デスペラードの言葉が)明日の試合に気持ちを揺さぶられたり、ぐらつかされたりはしない。だが、このタイミングでこの試合を受けたことに対する、謙虚な感謝の気持ちは持っている」と拳を握った。

また、この会見で試合が反則裁定なしのノーDQマッチで行われることも発表された。

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