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【新日本・G1】上村優也 フィンレー撃破で金星発進「バチバチやるだけがストロングスタイルじゃねえんだわ」

東スポWEB 2024年7月20日 21時1分

新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」が20日、大阪大会で開幕。Bブロック公式戦で上村優也(29)がIWGP GLOBALヘビー級王者のデビッド・フィンレー(31)から金星を挙げた。

初出場の新世代戦士が、優勝候補の一角から大きな勝利を挙げた。序盤から積極的に攻めた上村はフライングボディーアタック、裏投げと得意技を連発。カナディアンバスターで反撃を許しながらも、ジャーマンスープレックス、ドラゴンスープレックスで応戦し、一歩も引かない。

必殺のカンヌキスープレックスを阻止されると、ラリアートを浴びて劣勢に。コーナーへの投げ捨てパワーボム2連発を浴びてしまう。それでも追撃のパワーボムを狙われたところを、フランケンシュタイナーで切り返し、起死回生の3カウントを奪取。番狂わせを巻き起こした。

絶好発進となった上村は「強い新日本を取り戻す。日本中に、世界中にもっと広げていく。そうなるにはやっぱり俺が最強にならないと始まんねえわ。勘違いすんなよ。バチバチやるだけがストロングスタイルじゃねえんだわ」と豪語。

「あんなやり方で勝ってうれしいかって? うれしいよ。正当な勝ち方だからよ。俺は今の新日本のスタイル、全部変えていくぞ。もちろんいろんなスタイルがあってもいいと思ってる。ただ、新日本プロレスという軸、ここは絶対にブレさせたくないんだよ。あえて言うけど、俺はこのG1、この先も俺なりのストロングスタイルを見せていく」と、強いこだわりをのぞかせていた。

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